令和5年度江田島市ICT推進研修

 令和5年8月29日(火),市内小中学校のICT担当者,ICT支援員及び参加希望者を対象に「令和5年度江田島市ICT推進研修」を実施しました。

 各校の実践や先進地における取組を学ぶことを通してICT教育の充実を図ることと,個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けたICT活用の在り方について理解を深めることをねらいとして,研修を行いました。

【交流】

・各学校におけるICTを活用した授業づくりの実際

・授業以外での日常的なICTの活用について

 各教科等の授業において,どんな方法でどのようにICTを活用しているのかなど,実践内容について交流しました。また,児童生徒に授業以外でどのようにICTを活用させているのかということや,校務を効率化させるための工夫について情報共有しました。

 

【令和4年度デジタル機器活用地域別研修の報告】

 江田島市立能美中学校 吉川 晃生 教諭

 昨年度受講した広島県教育委員会主催の研修内容に関する報告に加え,所属校での実践内容(他市町の学校との交流等)や,今後取り組んでいきたいことについて発表がありました。

 

【愛知県春日井市への先進地視察の報告について】

 江田島市立大古小学校 小宇根 将浩 教諭

 江田島市立大柿中学校 開内 康文 教諭

 先進校におけるICT活用事例(授業の様子や校務における活用等)について,動画を交えながら発表がありました。この発表から「ICTはアウトプットの場面で活用することが大切である」などの考え方について学びました。

 

【指導・講話】「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けたICTの活用について」

 講師:広島県教育委員会 義務教育指導課 有田 貴信 指導主事

 ICTの活用について,「教師は効果的に使う」「児童生徒は日常的に活用する」という視点を一体的に捉えて授業改善に取り組むことが大切であると学びました。また,個別最適な学びを実現する過程で,相性の良い教科・単元・場面においてICT機器に触れさせることが重要であると理解を深めました。