令和5年度第1回江田島市初任者研修

 令和5年6月5日(月)今年度江田島市に着任した新任教諭等を対象に「令和5年度第1回江田島市初任者研修」を実施しました。

 江田島市の特色ある教育の推進者の一員としての指導力を向上させること,そして着任地である江田島市について知り,教材化していくことをねらいとして,講義及び施設見学を行いました。

 

 

 

 

 

 

【講話】「初任者に期待すること」 岡田 學 教育長

 「元気に楽しく1年間勤務」するために必要なことは何か,どんなことができそうか,ウェビングマップを使って考え,交流しました。新任教諭等からは,

・授業を上手にすること

・児童生徒や先生方と上手くコミュニケーションをとること     

・心と体のバランスをとること

等の考えが出ました。

 岡田教育長からは,新任教諭等に「『生涯を自立的に生き抜き,未来を切り拓くために必要な資質・能力の育成』を目指す教員として,小さな学びでよいので積み重ねてほしい」と伝えられました。

 

 

 

 

 

 

【講義】 「江田島市の教育」 河野 諭恵 主幹

 江田島市の初任者研修のねらいは,江田島市を知ること,そして初任者同士の絆を深めることです。今回の研修で,江田島市初任者研修の見通しについて確認しました。第2回は,江田島市ならではの海での体験活動を行い,第3回は「江田島市をPR」をテーマに初任者が発表をする予定です。

【施設見学】

 海上自衛隊第一術科学校を見学しました。

 広報職員の方の丁寧な説明で,大講堂,幹部候補生学校庁舎,教育参考館のつくりや歴史的役割等を学ぶことができました。

 

 

【講義・野外観察】「地域の教育資源を活用した教育のあり方」

さとうみ科学館 西原 直久 館長 平山 良太 学芸職員

 さとうみ科学館の役割を学び,釣附海岸に出て,小学校5年生で実施しているマリンアドベンチャーを体験する海辺の観察を行いました。

 『ふるさとの自然を知る子供は,ふるさとを語れる大人になる』

 本物だからこその気付きを大切に,今後の教育活動に生かしてほしいです。

 本年度,江田島市教育委員会の経営方針の一つに,「江田島市の特色ある教育の推進」として,江田島市コア・カリキュラム「里海学習」の構築と推進を掲げています。まずは,子供たちがさとうみを知ることができるように,教員が江田島の特色を知り,体験し,子供達に還元していくことを目指します。