教育活動の様子

令和5年8月18日(金)令和5年度江田島市幼保小連携推進協議会

 令和5年8月18日(金)江田島市教育委員会において,江田島市内小学校の幼保小連携担当教員及び認定こども園の保育士を対象に「令和5年度江田島市幼保小連携推進協議会」を実施しました。

【実践発表】

 令和5年度,広島県教育委員会より「育ちと学びをつなぐ」幼保小連携・接続の充実事業の指定を受けている大古小学校及び認定こども園おおがきの担当者より,実践発表を行いました。

【講義・演習】

 「育ちと学びをつなぐ連携・接続の実際について」と題して,広島県教育委員会 乳幼児教育支援センターの中川 絵美子指導主事より,講義及び演習をしていただきました。

【交流・協議】

各担当者が小学校区ごとにスタートカリキュラムについて検討する等,それぞれの発達の段階を踏まえた教育・保育活動の充実に向け,幼児期と児童期の接続を視点に連携を図りました。

【切串小・認定こども園きりくし】【江田島小・認定こども園えたじま】【中町小・鹿川小・認定こども園のうみ】【三高小・認定こども園みたか】【大古小・認定こども園おおがき】

 今後は,「遊びは学び」という幼児教育の視点を大切にしながら,各園と小学校が協働し,子供の育ちと学びをつなぐ連携・接続の取組をより一層重視し,幼児期の学びを積み上げていくための準備を進めていきます。

令和5年度江田島市生徒指導主事研修

 令和5年8月4日(金),市内小中学校の生徒指導主事を対象に「令和5年度江田島市生徒指導主事研修」を実施しました。

 生徒指導上の現状と課題を把握し,生徒指導主事としての役割を理解するとともに,チーム学校として機能する学校組織の在り方について理解を深めることをねらいとして,協議・演習等を行いました。

【本市における関係機関との連携にかかるロールプレイ(警察との連携)】

 学校が警察連携を行った後の,児童生徒の処遇や関係機関の動きについてロールプレイを通じて学びました。

【本市における関係機関との連携にかかるロールプレイ(子育て支援課との連携)】

 学校が子育て支援かに連携を行った後の動きや,連携における考え方について確認し,要保護児童対策地域協議会のことについて学びました。

【講話】「不登校への対応を考える」について

   講師:関西学院大学 社会学部 社会学科 貴戸 理恵 教授

 不登校に対する基本的な考え方として,「不登校の背後に何があるのかを理解すること」「大人と子供ではニーズが異なる可能性があるため,不登校を何とかしたいと思ってしまう大人が子供のニーズを尊重すること」について共通認識をもちました。

令和5年度第2回江田島市初任者研修

 令和5年8月8日(火)今年度江田島市に着任した新任教諭等を対象に「令和5年度第2回江田島市初任者研修」を実施しました。

 本研修のねらいである,江田島市の特色ある教育の推進者の一員としての指導力を向上させることを踏まえて,今回はサップ体験等を行いました。

 短時間のサップ体験でしたが,実際に海に出て楽しさや留意点を学び,今後の児童生徒への指導につなぐ活動となりました。

 

 「江田島市の教育」についての協議では,江田島市をPRすることをテーマに地図を見ながら江田島市の特色について4人で話し合いました。

 閉会行事では,今回の研修を振り返るとともに,江田島市の教員として児童生徒に江田島の自然などの特色にしっかりと触れることができる教育活動を展開することの大切さについて確認しました。

令和5年度江田島市道徳教育推進協議会

 令和5年7月28日(金) 江田島市内の各小・中学校から道徳教育推進教師及び,今年度も道徳教育推進拠点地域事業の指定校である三高小・中学校の教員が参加し,「令和5年度江田島市道徳教育推進協議会」を実施しました。

 本協議会では,道徳教育に係る実践的な内容についての研修を行い,各校の道徳教育推進体制の充実を図ることをねらいとして,広島県教育委員会の指導・助言を踏まえながら研究協議を行い,児童生徒の考えを深める道徳科の授業づくりについての理解を深めました。

三高中学校 道徳教育推進リーダー 久保翔太郎教諭による広島県道徳教育推進協議会についての報告

道徳科指導案検討の様子(小学校部会)

道徳科指導案検討の様子(中学校部会)

広島県教育委員会 義務教育指導課 藤井善貴指導主事による指導助言

令和5年度「子ども司書」養成講座(全体研修①)

 令和5年6月24日(土),能美図書館において「令和5年度「子ども司書」養成講座(全体研修①)を実施しました。

 広島県教育委員会が主催し,学校や地域で読書の楽しさや大切さを広めていくリーダーを養成することを目的として取り組んでいる活動で,今年で10年目となります。

 対象は,年間20冊以上の本を読んだ小学校5・6年の児童で,今年は市内より5名の参加がありました。

 全体研修①では,まず,江田島図書館長より「子ども司書」になるための講座等の内容について講話がありました。

【演習】 

「図書館の本の整理について学ぼう」

 図書館司書より,「日本十進分類法(NDC)」という決まりについて学びました。

 図書館では,本を探しやすくするために,同じ仲間に分けて整理していることを知ることも司書の仕事です。どうすれば利用する人が使いやすいかを考え,工夫して整理することについて学校図書館での活動につなげていくことができます。

【演習】

「おすすめ本のポップを作ろう」

 図書館司書より,読んでもらいたい本について紹介し,たくさんの人に,その本を手に取って読んでみたいなという気持ちを起こさせるための紹介カードの作り方について学びました。

 児童は,自分で用意した本について,ポップの下書きをしました。

 ①タイトル,作者名

 ②内容を少しだけ紹介する

 ③その本の良さを伝える言葉(キャッチコピー)

 ④本の中からキラキラ輝く言葉を抜き出す

 ⑤「おもしろい」だけでなく,どうおもしろいのかを書く

 ⑥イラスト・デザイン・その他アイデア

 今後5名の児童は,市内の図書館や学校図書館での実地研修や全体堅守②,秋の活動に参加し,「子ども司書」認証に向けて図書館の仕事について学んでいきます。

 江田島市の児童の読書活動の充実を図るとともに読書の楽しさや大切さを広めていくリーダーを目指します。